条件とはなんだろう
「条件」を辞書でみると、「約束や決定をする際にその内容に関しての前提や制約となる事柄」、反対語は「無条件」。
約束や決定をする前提の事柄、つまり結婚をする「前提」となる事柄。
私はこの決定(結婚)と前提というのが逆になっていたと思います。前提があって決定するものなのに、決定して前提を作っていくというスタイルでしたw 若いうちはいいのかもしれません。まぁいっかな〜と付き合い、付き合いが進むと前提条件を満たしていない部分が見えて初めて、だんだん自分の前提条件がボヤッとわかってくる、事前にわかっていないから結局遠回りになる。私は前提ではなく後付けの条件になっていました。ほんとトロいわw
さらにやっとわかった条件でも程度が曖昧で明確なボーダーラインが定められず、「人間自分も含め完璧な人はいないんだから」と、ある程度(これが結局曖昧)は仕方ないと自分に言い聞かせてみたり、ここは嫌だけどここがいいから目をつぶろうと思ってみたり。。しかしそのまま進むと後々この嫌な部分に目をつぶれなくなってきて、やっぱりかーと何度同じ思いをしたかしれません。
最初から全てクリアしてそうな人を野生の直感さながらに選んでいく人たちもたくさんいるんでしょうが、私には備わっていませんでした^_^;
「前提条件となる事柄とその程度」を明確にしておくというのは結婚への近道になると今では思っています。
しかし実際はなかなか難しいんですが^_^;
変わらない条件三ヶ条
こんな私でも昔からブレない結婚相手への条件三ヶ条なるものはありました。(えらそうですみませんw)
それは「金、女、仕事」です。
「金」は、お金の苦労はしたくない!収入が低いのは仕方ないとしても、大金をギャンブルやゲームに注ぎ込んだり、高級車を次々買い替えたり、収入に見合った支出をしていない人はきっと私がイライラして続かないだろうと、、要するに金銭感覚が合うということが必須!
「女」は、女で苦労したくない!女の人にだらしなくて浮気などの心配のある人はもちろん却下!
「仕事」は、ちゃんと働いている人!できれば正社員で。
この三ヶ条、すべてをクリアする人は年齢とともにだんだん少なくなってきました。これを言うと周りからは、そんな人どこにでもいるよ!と言われますが、私個人の感想としてはどれか一つ持ち合わせていない人が多いと思います。特にアラサーまでは「金」か「女」、アラフォーからは「仕事」が欠けている率が高かったです。
三ヶ条以外の個人的条件
あくまでも自分の事は棚上げさせてもらい、最初に判断する条件としてです。実際にお付き合いしたのはこの限りではありません^_^;
20代での条件
この頃は三ヶ条もまだボヤッとしていて、はっきり条件といえるようなものはまるでなく、こんな人がいいな〜くらいでした。個人的には「目が細くてタレていて見るからに優しそうな顔、思いやりがあって、楽しい、年上の、尊敬できて、頼れる人!」というのが最初に認識した条件。しかしどれも見た目と年上というもの以外は程度が曖昧で、今考えるとめちゃくちゃだしお前何様だよと言いたくなる贅沢さw まぁこの頃は結婚もいつかしたいなぁくらいしか考えていなかったので当然かもしれません。もちろんバツ有無なんて考えてもいません。まだお互い遊びたい盛りで、私は友達と飲んだり旅行したりが楽しくて、相手(男性)はいろんな女の子と遊びたい、という感じで薄々気付いてはいたけれど二股かけられていたりと、三ヶ条でいう「女」の部分が欠落していた関係がボチボチありました^_^;
アラサーでの条件
そして「見た目」と「頼れる」を諦め除外。周りの意見を聞き「価値観が合うこと」を追加。価値観、、誰もが大切だよと言いますが、同時に、価値観が完全にピッタリ合う人なんていないよ、とも言われます。そう、やっぱりこれもふわっとして曖昧なんです。この頃は私もふわっと過ごしていました。
確かに大切なんですが、どの価値観が合うことなのかを考えなければならなかったと思います。
アラフォーからの条件
アラフォー前半(30代)では、アラサーで設定した「お金」を早々に解除(笑)そんな人は残っていません。
さらに「年上」と「尊敬できる」を取っ払いました。自分も歳を重ね、もう年上も年下もないな、と。この頃初めて年下の方とお付き合いした時にあまり違和感もなく、以降年下の人の方が多くなりました。いやありがたい事です^_^;
そして今さら感動するほど尊敬できる人なんてなかなか出会えません。
アラフォー後半(40代)に入り、「楽しい」を取っ払いました。というより「つまらないを除く」ことに転換しました。自分自身もう落ち着いた関係を望むようになったのかもしれません。この頃楽しい彼ともお付き合いしたのですが、他の要因もあり結局お別れすることになったのも一因です。
そしてついに「バツ無し」は一応諦め(遅ッッw)「子無し」もできるだけいない方がいいけれど、子がいたとしても誠実に対応していれば(養育費をちゃんと支払っているなど)考えようという気になり始めました。自分の子に責任ある誠実な対応をしていない人は、次に結婚したとしても何かあれば私やもしできたとしてもその子に対しても誠実でないと思ったからです。
かろうじて残った「思いやり」も程度を低めに設定し直しました。思いやりて優しさとは違ってどれだけ相手の立場に立てるかだと私は思っています。これだけは残したかった!だけど、まぁ優しければいいかぁとどんどん緩くなっていきました。
そして今、、
だんだんといろんなものを削ぎ落とさざるを得なくなり、結局最初の三ヶ条だけになりました!足すとすれば「なるべく子無し、一緒にいて苦痛でなく、優しさが少し垣間見れればOK」です。まだ多いのかな^_^; 現実を目の当たりにするにつれ、様々な条件は年齢とともに減っていき、今ではこの三ヶ条すら危ぶまれています^^;
条件を減らしたり程度を低くしたりしないといけないのは、今の条件をクリアする人なんていないことに気付いてから。己を知らず理想が高いとはこの事なんでしょう。自分を知ってそれに合った条件を設定し修正していくことが大切なんですね。今考えると、条件、、前提となる事柄はせいぜいあっても3つくらいでいいのかもしれません。ただし、程度も含め明確にしておくこと。もしくは無いなら無い方が結婚へは近道です。これに早く気付いておけばよかった!
もちろんこちらの条件も悪くなっていってるので自分磨きも必須です。
あぁぁーアラフォーの婚活て難しい、、(*´Д`*)
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